すだこの詩(うた) 酔いどれ師範
どこかで泣いている声がした。
可愛いその子が
「おなかがすいたよ」と言うものだから
私は八本のうちの一本を差し出した。
その子は次々に言った。
「つまらないよ」
「さむいよ」
「さびしいよ」
「くるしいよ」
「かなしいよ」
「うらやましいよ」
「なにもかもがいやだよ」
私は八本の全てを差し出した。
よく見てみて。
赤くて綺麗でしょう。
『どうやってそれを使うかはあなた次第よ。』
私は真っ黒なもやもやの中に姿を消した。
沢山無くなったけれど
また八本になる日がいつか来るから
これで良いんだよ。
すだこのスは素敵のス。
赤やピンクが良く似合う。
ほら、何だか綺麗でしょう?
いつもなんだか綺麗でしょう?
※リクエストがありましたので、すだこの詩を書きました。
⬆️SUZURIで販売中だよ♪