『僕の宝石』 作家 月下美人
2020年12月12日(白帯)
「僕の宝石」
作家 月下美人
色とりどりのイルミネーション
照らされた君の瞳が輝いて
眩しすぎて目を逸らす
見上げた夜空が綺麗だから
なおさら焦る意気地なし
ふと指先が触れた気がした
トクリと胸が鳴ったから
手を
握る
君の
温度
暖かさに気持ちが緩む
言葉が勝手に出てくる
「どんな夜景より君が一番綺麗だよ」
頬に零れ落ちたひとしずく
知らなかったよ
ダイヤモンドよりも美しい宝石が
僕の腕の中にあったなんて
もう離さない
いつまでも
と
聖夜に誓う
![イルミネーションの画像](https://shijindojo.com/wp-content/uploads/2020/12/19E57FA6-EF0D-4C3D-9844-F639B058C0B3-724x1024.png)
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