『取り残されたボク』 作家 槇本大将
2020年11月22日(白帯)
「取り残されたボク」
作家 槇本大将
強い哀しみを昔の写真見つけて
掘り起こした
苦い涙流しそうになって
さっき食べたご飯の中
タマネギのにおいでそれ紛らせて
強い強い哀しみを
小さな小さな丸文字の手紙がボクに届けた
しょっぱい涙こらえるためにやけ食いだ
お酒を呑んで
ピーナッツをガシガシ噛み砕く
アナタは私に思い出をくれた
キミはボクに優しさと笑顔をくれた
アナタはキミは
それらとともに
ボクに
ボクに
アァもう!
言葉にしようとしたけど涙があふれてしまう
アナタよキミよ
ずっと
ぜったい
忘れてやらないからな
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