2022年4月17日
『蝶の虹』作家 cofumi
『蝶の虹』
作家 cofumi
蝶々が棲む沼を知っている
赤、青、オレンジ、黄色、白、黒
集まるとそれはまるで
孔雀の羽の様に美しい
木の葉に隠れたいほど
心がしぼんでしまったら
風を連れてそこへ行く
涙も忘れられるから
幸せそうに寄り添う姿に
静かな優しさを感じる
微風を送ると
綺麗な万華鏡になる
私は知っている
夕刻になると蝶々は
沼の上に虹となり
悲しい涙だけを運んでいることを
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