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『昏れる』 作家 sum
2020年11月1日(白帯)
「昏れる」
作家 sum
己の最期を示唆するように
赤く熟れて沈む夕日
夜を駆ける太陽の舟
朝には世界は生まれ変わるのに
相反する概念の真ん中で
身動き取れずに漂うだけ
青い星が零す光は
目映く美しいでしょう
それが産まれたばかりの
怒りであっても
或いは燃え尽きるための
嘆きであっても
掌に落ちる言葉
透明であれと願っても
熟した林檎のように朽ちていく
澄んだ君の瞳には届かないね
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