『霜降』 作家 hatamin
2020年10月23日(白帯)
「霜降」
作家 hatamin
金曜日の午後の雨
それは秋の足音
曇った空の催眠術
毛布に包まっても
体温が足りなくて
猫を抱き寄せる
感触に頬を寄せるたら
日向の匂いに溶け合い
銀杏の落葉の夢を見る
週明けのドアノブに
傘の涙が乾いて
迎えに来た冬の挨拶に
首をすくめて返事した
2020年10月23日(白帯)
「霜降」
作家 hatamin
金曜日の午後の雨
それは秋の足音
曇った空の催眠術
毛布に包まっても
体温が足りなくて
猫を抱き寄せる
感触に頬を寄せるたら
日向の匂いに溶け合い
銀杏の落葉の夢を見る
週明けのドアノブに
傘の涙が乾いて
迎えに来た冬の挨拶に
首をすくめて返事した